先日施工させていただいた現場の話です。
茅(かや)葺き屋根の上に、板金をカバー工法で施工しているが、
その上に新しく板金を重ねることは可能かとお問合せをいただきました。
現場調査に伺った際の、屋根の様子です。
茅葺き屋根の上に、板金をカバー工法で施工されています。
間で塗装もされた様ですが、年数も経ち、板金の表面に錆が見られます。
また、板金部と下の瓦部の取り合いで、穴が空いている箇所が有り、
そこから猫が屋根裏に侵入し、困っているとのことでした。
ですので、ご依頼をいただき、既設の板金の上に、
新しい板金を重ね葺きさせていただくことになりました。
新しい板金を取付けていっているところです。
左面が取付け終わったところ、右面が2段目以降を取付けていくところです。
吊り子という板金片で固定していきます。
板金の上に引っ掛けている黒いのが吊り子です。
新しい板金も、元々と似た感じの「うぐいす色」という色で手配させていただきました。
穴が空いていた、板金部と下の瓦部の取り合い箇所です。
穴を塞ぎ、隙間の無い様に施工致しました。
瓦部も傷んでいた箇所も補修致しました。
工事完了です。
いかがでしたでしょうか。
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