漆喰(しっくい)補修!日本瓦!いぶし和型瓦!

以前に施工させていただいた現場の話です。

訪問販売の業者さんから「瓦が浮いている」と指摘されたとのことで、
弊社にお問合せいただきました。

現場調査に伺ったところ、瓦の浮きは無かったのですが、
大屋根の棟の漆喰(しっくい)が劣化しており、補修工事をさせていただきました。

↑ 屋根の隅棟部分です。
 現場調査時の状態です。

↑ 拡大したところです。
 漆喰が劣化しており、中の土が見えています。

↑ 本棟部分です。

↑ 本棟と隅棟の取り合い部分です。

↑ 本棟と隅棟の取り合い部分、
 また右奥に見えるのは、鬼瓦の裏側になります。

平部の桟瓦と棟瓦の隙間を面戸(めんど)と言いますが、この面戸部分に塗っている白いものが漆喰です。
中の葺き土が露出しないように、表面に漆喰を塗って納めています。
上の写真では、表面の漆喰が劣化しており、ところどころ中の土が見えている状態です。

このままの状態で置いておくと、中の土が流れ出て、雨水が浸入してしまいます。
そうすると、棟瓦のズレや歪み、更には雨漏りにも繋がってしまいます。

そこで漆喰の補修工事です!
古い漆喰を丁寧に取り除き、その上に新しい漆喰を塗っていきます。

↑ 隅棟の漆喰補修後です。

↑ 本棟・隅棟、またその取り合い部分です。

↑ 見えにくいですが、谷部分も漆喰を塗っていきます。

↑ 鬼瓦の裏側です。
 棟と鬼瓦の取り合い部分は、コーキングにて補修しています。

いかがでしたでしょうか。
今回の現場で使用されているいぶし瓦や陶器瓦等は、耐久性が高く塗装の必要はございません。
ですが、瓦屋根を構成する下地や漆喰等は、劣化状況により補修が必要になってきます。

早目に定期的な補修を行うことで、安心して長く快適に、おうちに住み続けることができます。
気になる方は点検致しますので、お気軽にお問合せ下さい。

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