下地補修後、フックシングルへ葺き替え!

先日のブログで、雨の日のルーフィングの様子をご紹介させていただきましたが、その現場の屋根工事が無事完了致しました。
今回は、薄型化粧スレート瓦から、石粒付板金屋根材「フックシングル」に葺き替えさせていただきました。

下の写真をご覧下さい。先日掲載した動画には映っていなかった箇所です。

薄型化粧スレート瓦の屋根のケラバ部


これは、屋根のケラバ部分です。
ケラバとは、切妻屋根や片流れ屋根において、屋根の妻側の端部を表す名称です。
下の図のオレンジ色の部分です。

ケラバ

ケラバは屋根の端部なので、今回、室内に雨漏りはしていませんでしたが、
ケラバ部分の屋根下地がだいぶ傷んでいました。

今回の現場では、既設瓦を撤去したその日の内には、時間の関係で下地補修までできなかったので、一旦全面ルーフィングを貼っておいて、後日改めて補修しました。

ケラバ部分の屋根下地を補修
腐食していたケラバ部の下地の野地板を新調

↑ 腐食していたケラバ部の下地の野地板を新調しました。

屋根は急勾配

↑ 今回の屋根は急勾配だったので、屋根足場に合板を掛けて、その上に材料を置いています。

棟の役物を取り付ける下地は腐食に強い人工木材を使用

↑ 棟の役物を取り付ける下地を取り付けています。
 腐食に強い人工木材を使用しています。

棟の役物の棟包を取り付け、棟包の重なりにはコーキングを打つ

↑ 棟の役物の棟包を取り付けているところです。
 棟包の重なりにはコーキングを打ちます。

葺き替え完了

↑ 葺き替え完了です。

薄型化粧スレート瓦のリフォームの場合、

  • 葺き替え
  • 重ね葺き(カバー)
  • 塗装

等の工事があり、それぞれにメリット・デメリットがございますが、
今回の様に、屋根下地を補修・新調できるのは、葺き替え工事のメリットの一つです。

薄型化粧スレート瓦のリフォームを検討されている方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
現場の状況に応じて、最適なご提案をさせていただきます。

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