先日施工させていただいた現場の話です。
「屋根の棟部の板金が剥がれている」とお問い合わせがあり、現場調査に伺いました。
↑ 現場に伺うと、屋根の上に太陽熱利用システムの集熱パネルが載っていました。
↑ 拡大したところです。
↑ 左上が集熱パネル、右下が周辺の既設瓦です。
既設瓦は「モニエル瓦(乾式コンクリート瓦)」です。
↑ 棟部の板金の一部がめくれていました。
↑ 錆も見られました。
太陽熱利用システムも使用されていないとのことでしたので、
集熱パネルの撤去も含めて、瓦の葺き替えをさせていただきました。
早速ですが、工事の様子をご覧下さい。
↑ 集熱パネルの撤去中です。
↑ 慎重に撤去しましたが、粉々になってしまったガラスも有りました。
↑ パネルと、その下の板金を撤去したところです。
↑ 周辺の瓦も撤去した後は、防水紙のルーフィングを張っていきます。
緑色のは、一重目のアスファルトルーフィングです。
この上に、二重目の改質アスファルトルーフィング(ゴムアス)を張ります。
↑ パネル下の配管の穴の、下地補修をしたところです。
↑ 他にも、傷んでいる箇所の下地補修も行います。
↑ 瓦桟に桟瓦を留付けていきます。
全ての瓦を、釘で留付けていきます。
軒先は3ヶ所留めです。
↑ 大屋根の桟瓦を葺き終わったところです。
↑ 下屋の様子です。
↑ 工事完了です。
お気づきの方もおられますでしょうか。
葺き替え工事の後に、外壁の塗装工事もさせていただきました。
誠にありがとうございます。
塗装工事の様子は、後日アップさせていただきます。
いかがでしたでしょうか。
今回の現場では、モニエル瓦から、
(株)鶴弥さんの「スーパートライ110タイプⅠ」という陶器平板瓦に葺き替えさせていただきました。
(株)鶴弥「スーパートライ110タイプⅠ」
陶器瓦なので、再塗装の必要がありません。
今回は、アンティックブラウン色をご採用いただきました。
葺き替えを検討されている方や、点検をご希望の方は、ぜひお気軽にお問合せ下さい。
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