本日は、新商品のご紹介をさせていただきます。
緑窯業株式会社の「古色いぶし瓦」です。
緑窯業さんは、日本の三大瓦産地の一つである、淡路島の南あわじ市にある会社です。
実は、淡路島は、いぶし瓦の生産量で全国一を誇ります。
その淡路いぶし瓦のシェアNo.1メーカーが緑窯業さんです。
余談ですが、淡路・三州(愛知県)・石州(島根県)のそれぞれの産地によって、原料となる土はもちろん、瓦を焼く温度も異なっております。
それらの違いにより、一口にいぶし瓦と申しても、産地によって表面の色味や質感が異なっています。
さて、前置きが長くなりましたが…
本日紹介する「古色いぶし瓦」は、皆様がイメージされる、銀色のいぶし色とは全然違います。
↓は、通常のいぶし瓦(左)と古色いぶし(右)を並べた写真ですが、古色いぶし瓦は、黒っぽい色味をしております。
古色いぶし瓦は、備前焼と同じ「窯変(ようへん)」という製法で作られております。
窯変とは、釉薬を一切使わず、酸化焼成による炎の変化で色の違いを出す製法になります。
古色いぶし瓦は、さらに、炭素を注入する事で、独特の黒い雰囲気を出しています。
古色いぶし瓦は
- マットな質感と自然な風合いが、高級感とカッコ良さを生み出す
- 建物の新旧・和洋を選ばす、どんなシチュエーションにもマッチする
- 色が変わらず、傷もつきにくい
等の特徴をもった商品です。
ちなみに、葺き上がると、こんな感じになります。
建物の雰囲気が全然違いますが、どちらも古色いぶし瓦を使用しております。
軒先や袖・棟瓦等の役物を変えることにより、雰囲気がガラリと変わり、和風・洋風のどちらの建物にも幅広くマッチします。
新築のみならず、これから台風のシーズンに向けて葺き替えをご検討の方は、
「古色いぶし瓦」も一度ご検討下さい。
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