瓦の葺き替え現場!実は大事な屋根の下葺き材!

先日、葺き替え工事をさせていただいた現場の話です。
「屋根から雨漏りをしている」ということで問合せをいただき、瓦の葺き替え工事をさせていただくことになりました。

↓は、既存瓦の撤去後の写真ですが…

既存瓦の撤去後

瓦をめくってみると、経年劣化で下葺き材のルーフィングがボロボロに。
屋根下地の野地板が傷んでいる箇所もあります。

余談ですが、瓦の葺き替え工事において、
既設瓦を撤去することを「めくり」「瓦をめくる」とも言います。

建物の築年数が経っている場合、瓦の表面は比較的きれいな様に見えても、その下のルーフィングは劣化して機能していないということは結構あります。

建築業界では、よく「1次防水・2次防水」という言い方をしますが、
屋根の場合、瓦等の屋根仕上げ材が1次防水で、
下葺き材のルーフィングが2次防水になります。

もし、1次防水の屋根材の隙間から雨水が入り、屋根材の裏に回っても、2次防水のルーフィングが機能している間は、ルーフィングの表面を流れて雨樋で排水されるので問題ありませんが、経年劣化でルーフィングが機能しなくなってくると、雨水はその下の野地板に回り、雨漏りの原因にもなってきます。

下葺き材のルーフィングがボロボロに

葺き替え工事の現場では、既設屋根材を撤去し、その後、野地板の状態を点検します。
傷んでいる箇所があれば、必要に応じて下地補修や野地板の増し張りをし、その後、新しいルーフィングを張って、その上に新規屋根材を施工します。

ちなみに、一口にルーフィングと申しましても、↓にある様にいくつかの種類がございます。

【非透湿性】

  • アスファルトルーフィング940
  • 改質アスファルトルーフィング
  • 粘着層付改質アスファルトルーフィング
  • 高分子系ルーフィング

【透湿性】

  • 透湿ルーフィング
  • 粘着層付透湿ルーフィング

それぞれのルーフィングに特徴があり、状況に応じて使い分けも致しますが、
基本的には、弊社では、
アスファルトルーフィング940 + 改質アスファルトルーフィング
の二重張りで施工しております。

ルーフィングを軒先(水下)側から棟(水上)側にかけて貼っていきます

↑ロール状のルーフィングを軒先(水下)側から棟(水上)側にかけて張っていきます。

アスファルトルーフィングの上に、改質アスファルトルーフィングを貼ります

↑アスファルトルーフィングの上に、改質アスファルトルーフィングを張ります。

普段はなかなか目にすることはありませんが、防水の面で非常に重要なルーフィング。
本日は、そんな屋根下葺き材のルーフィングについてのお話でした。

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