先日、徳島県庁で、徳島県・徳島市の担当者と、徳島県瓦工事・販売組合のメンバーとで「瓦屋根強風対策」の意見交換会が行われました。
どんな内容だったか、簡単に説明致しますと…
「緊結」とは、瓦を屋根に留付ける強風対策です。
建築基準法の告示基準(告示第109号)が改正され、令和4年1月から、瓦屋根の留付け基準が強化されます。これは、近年全国各地で大きな被害をもたらしている台風等の影響を受けてのことです。
それに伴い、令和3年4月1日より、既存建物の瓦屋根の強風対策の「住宅・建築物安全ストック形成事業」補助制度が国のほうで設けられております。
- 2001年より前に建てられた瓦屋根の建築物で、2001年以降に屋根が改修されていない
- 瓦にずれや浮き上がりが生じている
- 瓦が著しく破損している
などがチェックポイントとなります。
補助金としては、
- 瓦屋根の耐風診断 :最大 2.1万円/棟
- 瓦屋根の耐風改修工事:最大55.2万円/棟
が受けられます。
まだ緊結されていない方、ご自宅の屋根の強風対策に不安がある方、詳細はチラシをご確認下さい。(画像を押すとPDFが開きます)
ただ、国としては事業はスタートしているものの、県や各市町村では、これから補助制度の創設等を進めていく予定となっております。
国土交通省の「令和元年房総半島台風を踏まえた建築物の強風対策」ページはこちら
ですので、これから色々と詳細が決定し次第、また改めてご案内させていただきます。
弊社でもしっかりと新基準や瓦屋根標準設計・施工ガイドラインについて勉強をして備えております。