新築の屋根工事!石粒付鋼板屋根材「フックシングル」!

以前にも何度かご紹介させていただいた、
石粒付鋼板屋根材「フックシングル」ですが、
お陰様で、多くの方にご採用いただいております。

「天然石付鋼板屋根材」
「石粒付板金屋根材」
「ストーンチップ屋根材」

等々、呼び名は若干異なるものの、
屋根材の一つのカテゴリーとして、皆様に認知されています。
海外では60年以上の実績がある商品ですが、日本でも20年位前から販売されている屋根材です。
徳島では、今まであまり聞いたり目にしたりすることが無かったかもしれませんが、弊社では10年前から販売を行っており、耐候性、美観がよく徐々に販売数量が増えています。

さて、今回は、新築住宅の屋根に、フックシングルをご採用いただきました。
この現場は、8寸勾配の急勾配の屋根です。

屋根勾配が8寸とは、下図の様に、
水平方向に10進んだ時に、垂直方向に8下がる傾斜のことです。
角度でいうと、約38°くらいです。
標準的な屋根勾配は、4~5寸くらいなので、結構急な傾斜になります。

屋根勾配約38°
ルーフィングを貼っているところ

↑ ルーフィングを張っているところです。
 タック付きの改質アスファルトルーフィング(ゴムアス)になります。
 裏面に粘着層があるので、一人で貼るのは難しく、二人で協力しながら貼っていきます。

 ちなみに、急勾配なので、屋根面上にも屋根足場が設置されています。

ルーフィングを貼り終わったところ

↑ ルーフィングを張り終わったところです。

道具や材料を置く台

↑ 道具や材料を置く台です。
 急勾配なので、そのまま材料を置くと、滑り落ちてしまいます。
 なので、合板で作成した台を設置して、その上に道具や材料を置きます。

 ちなみに、台の上に載っているのは、
 フックシングルの本体をカットするギロチンです。

換気棟取り付け部分

↑ 水上側の棟部分です。
 今回の現場では、棟に換気棟を取り付けます。

換気棟とは、屋根の棟部分に取り付けられる換気システムです。
暖められると軽くなり上昇するという空気の特性を生かし、屋根の頂上部分に設けた換気口から、暖められた空気を自然に排出させます。
上図の通り、空気のみを排出し、雨水は建物内に侵入させない様な構造になっております。
最近の住宅は高気密高断熱になり、建物内外の温度が著しく異なるので、棟換気等の換気システムを取り付けることで、屋根裏の結露や構造材の劣化を防ぐことができます。

↑ 換気棟と、その両端に棟包(棟の役物)を取り付けたところです。
 換気棟と棟包の高さが同じなので、すっきりとした仕上がりになっています。

フックシングル(ブラック)の屋根、完了
フックシングル(ブラック)の屋根、完了

↑ 完了です。
 今回は、ブラック色をご採用いただきました。

フックシングルは、ガルバリウム鋼板に天然石粒を吹き付けた製品で、
・軽い!経済的!塗り替え不要!
・表面の石粒で、遮熱・遮音効果!
・雨漏り10年、美観10年、製品30年保証!
といった特徴がございます。

今回の現場は新築でしたが、リフォームでもお使いいただけます。
有資格者が、事前に下地の状態等の点検を行いますで、気になる方はお気軽にお問い合わせ下さい。

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