先日、弊社社内の安全会議がありました。
これは毎月一度、全職人が事務所に集まって、施工方法や現場でのマナーについて学んだり、お客様からの伝達事項を共有したりしている会議です。
弊社では、職人は基本的に、現場に直行直帰しているので、安全会議は、全員が顔を合わせる限られた機会です。
技術や意識の向上に努める場でもあり、皆でワイワイとコミュニケーションを図る場でもあります。
安全会議の様子(2020年2月撮影)
さて、毎年この時期になると、必ず議題にあがるのが「熱中症」についてです。
弊社では有難いことに熱中症に罹患した職人はいませんが、
建設現場では熱中症による死者も増えているので、注意が必要です。
【基本的なこと】
- 作業時にこまめに休憩を取る
- 水分・塩分を補給する
- 一人作業は避け、仲間同士で声掛けや顔色確認をしながら作業する
【深めた知識】
- 熱中症の症状や罹患した場合の対応
- 暑熱順化等の早い時期からの対策等について
これらのことを学び、熱中症に対しての注意喚起を行っています。
今月の会議では、
お客様やメーカーの方からいただいた、熱中症対策の備品も配布しました。
1Lの水筒を手に取りながら、一人の職人が
「これじゃ足りんなー」と一言。
すると、そばにいた別の職人も相づちを打ちながら、
「そうやねー、夏場は9L位は飲むねー」と…
職人の、夏場の水分の摂取量の多さに驚くと共に、
暑い過酷な環境の中、工事をしてくれている職人に改めて感謝した今月の会議でした。
今年の夏も熱中症に罹患することの無いように、また引き続き注意喚起を行っていきたいと思います。
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