瓦のPR漫画!

先日、日本屋根経済新聞を見ていると、興味深い記事がございました。

愛知県陶器瓦工業組合のPR漫画についての記事で、
3名の漫画家が瓦についての作品を、Twitterに投稿しているというものです。
記事内のQRコードを読み取れば閲覧できますので、是非ご覧になってみて下さい。

日本経済新聞「愛陶工組のPR漫画」

↑ 日本屋根経済新聞 2022年2月28日号より抜粋

新聞記事の通り、おのでらさんの漫画の中に登場する「お姉ちゃん」がかなり瓦に詳しく、熱弁をふるい家族一同を驚嘆させます。

お姉ちゃんも欲しがる瓦。
瓦っていいことがたくさんあるんですよ。
弊社でも、いろいろな屋根材を取り扱っておりますが、粘土瓦で言いますと、

  • ずっともつ
    寺社仏閣など日本の歴史的建造物が証明してます。耐久性がスゴイ!
  • メンテナンスは基本必要ナシ
    再塗装しなくてもいいので、初期費用だけで一生済むことも。
  • 交換は1枚単位
    割れたりヒビが入った時、損傷した瓦1枚ずつの交換でOK 。補修工期もごく短期です。
  • 災害や火事の時でも燃えにくい
    不燃材料なので、耐火性に優れてます。
  • 変形しにくい
    断熱性に優れ、風雨にさらされ寒暖差の激しい屋根の上にも関わらず、欠けても形はまず変わりません。
  • 静かに過ごせる
    音を伝えにくい遮音性の高さから、激しい雨の日でも、屋内は静かで快適です。

文字で書くとなかなか伝わりにくいかもしれません。
その名の通り粘土を焼いて作られる瓦、実はすごい。

そして、粘土瓦の中にも、2種類がございます。

  • 釉薬瓦(陶器瓦)
  • 無釉瓦(いぶし瓦・素焼瓦等)

それらをもう少し詳しく説明させていただきますと、

釉薬瓦とは、
瓦の形に整えた粘土に、釉薬(ゆうやく)を塗ってから焼き上げたもので、陶器瓦とも呼ばれます。
瓦の表面にガラス質の釉薬層が形成されるため、耐水性があります。
豊富なカラーバリエーションと、J形(和形)、F形(平板)、S形等の様々な形があるので、家の形状やデザインに合わせて、和風洋風を問わず、様々な住宅にお使いいただけます。

無釉瓦とは、
釉薬を塗らない無釉瓦には、いぶし瓦、素焼瓦などがあります。
釉薬瓦に比べ、釉薬を塗らないため耐久性に劣りますが、
意匠性やデザイン性に優れ、日本建築でも西洋建築でも昔から使用され続けています。

そうした瓦自体に多くのメリットのある屋根材。
それなのに、災害時の報道などで、災害に対して弱いイメージをお持ちの方も多いかもしれません。

災害時に被害を受けている瓦屋根は、ガイドライン工法に即した施工が行われていないことが多く、
おのでらさんやツボウチさんの漫画でも少し触れられておりますが、
本年1月より、建築基準法の告示基準(昭和46年建設省告示第109号)が改正され、「瓦屋根の緊結方法に関する基準が強化」されています。
それに併せて、「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」も改訂されおります。

改訂された新ガイドラインを遵守した施工を行うことで、災害に対してより強い、安心な瓦屋根を提供させていただくことができます。

詳しくはこちらのブログで書かせていただいております。

さてここで、日本屋根経済新聞の記事をもう一つ、ご紹介させていただきます。

日本経済新聞「Vチューバー番組出演」

↑ 日本屋根経済新聞 2022年4月8日号より抜粋

先程の愛陶工の方が、バーチャルライバーグループ「にじさんじ」のYouTubeチャンネルに出演し、話題となっているというもので、
先程紹介させていただいた、TwitterでのPR漫画がきっかけとなり、今回の番組出演に至ったそうです。

若い世代の方の中には、瓦についてあまり知らない方も多いと思います。
弊社も、加入している徳島県瓦工事・販売組合の活動で、高校生に向けて瓦の出前授業を行っておりますが、
こういった機会やきっかけを通して、瓦について知っていただき、家を建てたり、リフォームをする際の一つの選択肢としただければと思います。

瓦について何か気になることがございましたら、是非お気軽にお問合せ下さい。

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