現在、施工中の現場の話です。
薄型化粧スレート瓦から、石粒付板金屋根材「フックシングル」に葺き替え工事をさせていただくことになりました。
既設瓦を撤去し、下葺き材のルーフィングを張り終えたところで、雨が降ってきました。
安全面を考慮し、すぐに地上に降りていたのですが、
雨の日のルーフィングの状態を見る機会はほとんど無いかと思いますので、少し動画を撮ってみました。
急いで撮影したので、手ブレはご容赦下さい。
ルーフィングの表面を雨水が玉のように流れていますね。
防水性能が高いことがわかります。
以前にもブログで書かせていただきましたが、
屋根の場合、瓦等の屋根仕上げ材が1次防水で、
下葺き材のルーフィングが2次防水になります。
もし、1次防水の屋根材の隙間や破損部等から雨水が入り、屋根材の裏に回っても、
2次防水のルーフィングが機能している間は、
↑の動画の様に、ルーフィングの表面を流れて雨樋で排水されるので、問題ありません。
ですが、経年劣化でルーフィングが機能しなくなってくると、雨水はその下の野地板に回り、雨漏りの原因にもなってきます。
建物の築年数が経っている場合、瓦の表面は比較的きれいな様に見えても、
その下のルーフィングは劣化して機能していないということも結構あります。
雨漏りしている場合は早めの補修が、また、雨漏りしていなくても定期的な点検やメンテナンスを行うことが、安心して長くお家に住み続けるために必要です。
ただ、ご自身で屋根の上に登り、瓦をめくって確認することは非常に危険です。
専門家の私達にお任せ下さい。
点検は無料です。ルーフィングの状態が気になる方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
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