陶板壁材!スーパートライWall施工!

以前に施工させていただいた現場の話です。
県内のとある施設の新築工事で「陶板壁材スーパートライWall」をご採用いただきました。

スーパートライWallは、国内最大手の粘土瓦メーカーである、株式会社鶴弥さんが製造しており、粘土瓦と同じ、自然素材の粘土を1,130℃の窯で焼き締めた、陶器の強さと美しさを持つ壁材です。
塗装による着色と違い、高耐久で色落ちや劣化が起こりません。

今回の現場では、「プレーン 無垢 かえで」をご採用いただきました。
無垢シリーズは、ゆう薬を塗布せずに、原料粘土の素材そのものの風合いを生かした製品となっています。
天然原料である粘土を使用した焼き物である為、その時の粘土成分の微妙な違いや、焼成雰囲気の微妙な変化などによって、一枚一枚の色調差が生み出されます。

では、早速ですが、施工の様子をまとめましたので、ご覧下さい。

↑ 割付をしているところです。
 鉄骨下地に施工していきます。

↑ 土台水切を取り付けたところです。
 水切の下側の白いのは養生フィルム、上側の白いのは両面テープです。

↑ 続いて、透湿・防水シートを貼っていきます。
 鉄骨下地なので、スプレーボンドで貼り付けます。

↑ 透湿・防水シートを貼っているところです。

↑ いよいよ本体の取付けです。
 冒頭でも述べた様に、かえで色は色調差のある製品になります。
 今回も赤っぽい色から茶色に近い色まで、色調差がありました。
 ですので、事前に仮並べをして、取付けの順番を決めていきます。

↑ 現場の寸法に合わせて、1枚ずつカットしていきます。

↑ 一番下の本体を取り付けているところです。
 本体の上側は金具で固定します。
 二段目以降は、この金具に本体の下側を引っ掛けていきます。

↑ 下から上に順番に取り付けていきます。

↑ 本体の左側の端部です。
 本体と躯体との間にあるのは、片ハットジョイナーです。

↑ 本体と本体との板間には、ハットジョイナーが入っています。
 近くから見ると、本体の色調差がより分かりますでしょうか。

↑ 本体の取付け完了です。
 

↑ 続いて、板間や左右の端部にシーリングを打設していきます。
 先程、ハットジョイナーや片ハットジョイナーが入っていた箇所です。
 シーリング材が本体に付かない様に、マスキングテープで養生します。
 緑のテープがマスキングテープです。

↑ シーリング材を充填し終えると、マスキングテープを剥がしていきます。

↑ 板間のシーリングの打設完了です。

↑ 本体の上部に、水切を取り付けたところです。
 土台と同じで、白いのは養生フィルムです。

↑ 上部水切と躯体の間も、シーリングを打設します。

↑ 工事完了です。

↑ 完工間際の様子です。

いかがでしたでしょうか。
今回の現場では、外壁全面の施工ではなく、
アクセントとして、部分的にトライWallをご採用いただきました。

色調差のある製品でしたので、取付けの配置を考えるのが一苦労でしたが…
仕上がりはいかがでしょうか。
また感想をお聞かせいただけますと幸いです。

陶器の強さと美しさを持つ壁材「スーパートライWall」。
ご興味がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。

またよろしければ、過去の施工現場の記事も、併せてご覧下さい。


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